松澤宥作品、資料は美術館、東京文化財研究所、松澤邸などに保管されています。
旧邸は築後200年近く経っており、また松澤の死後無人であったため、劣化の激しい部分もあります。特にプサイの部屋は修復が急務です。作品、資料に関しては財団が鋭意資料調査、整理を行っていますが、まだ未整理の部分もあり、整理されたものも全てが閲覧可能ではありません。デジタル化も取り組んでおりますが、まだまだ時間がかかります。どうかご容赦、ご理解をお願いいたします。
(*現在、プサイの部屋は公開しておりません)
*1950年〜1980年代にかけての現代アートや詩などの資料が多量に有り、松澤のみならず日本の現代アートのみならず世界中のコンセプチャルアーティストとも交流があったため、貴重な資料、作品が有ります。
*整理が済んだものから、順次公開していく予定ですが、ボランティアの活動で、人材、資金ともに厳しい状態のため、なかなか進んでおりません。
*研究者、学芸員、ボランティアなどの専門知識をお持ちの方のご協力をお持ちしています。
1.松澤宥個人資料
—早大時代の建築プラン、ノートなど
—50年代資料
詩関連 原稿、同人誌(RATI ほか)
美術関連(美術文化協会、アートクラブ、アルファ芸術陣など)
書簡、メモ
—60年代資料
読売アンデパンダン関連
個展、グループ展関連
ハガキ絵画とそれへの反応
チラシ、ポスターなど
書簡、メモ、原稿
「現代において芸術は可能か」(1965年 岐阜アンパン) 2016/11 更新
—70年代資料
ニルヴァーナ展関連
美学校関連(自筆カリキュラム、ノート、生徒原稿)
泉水入瞑想台、音会関連
世界蜂起関連
カタストロフィー・アート展など松澤主催の展覧会関連
サンパウロ、ベネチア両ビエンナーレ関連
サンパウロビエンナーレ講演「カタストロフィに就いて」1977年 2016/12更新
書簡、メモ、原稿
—80年代資料
「プサイ函」(造形社)関連
牛窓国際芸術祭関連
その他個展、グループ展関連
書簡、メモ、原稿
90年代以後については整理中、順次掲載予定
2.松澤以外のアーティスト関連資料(上記に含まれるものもあり)
—ニルヴァーナ関連アーティスト
—世界蜂起参加アーティスト
—DCCA(Data Center of Contemporary Art)に海外から送られてきた現代美術資料
—美学校関連(諏訪美学校含む)
—中島由夫からのメールアート
—海外からのメールアート(70−80年代)
—その他のアーティストの書簡、作品など(ゼロ次元、GUN、羽永光利、片瀬和夫、藤原和道、小本章、高松次郎、赤瀬川原平など)
—アーティスト・ユニオン関連
—瀧口修造、ヨシダ・ヨシエら美術批評家関連
—展覧会案内
—舞踏、演劇、パフォーマンスパンフレット、案内
—書簡
ー安部ビートの資料目録 (更新 2016/11)
ー I. R. ペレイラ 資料 ( 2018. 07. 29 )
ー瀧口修造関連資料 (2018.09.21)
3.新聞切り抜き、雑誌、パンフレットなど
—ヒッピー、精神世界(おおえまさのりなど)雑誌、パンフ
—環境、核、科学、政治関連の雑誌、新聞
—美術雑誌
—ミニコミ(主に60−70年代)
—ギャラリー発行の小冊子(内科、ルナミ、おぎくぼなど)
4.書籍、カタログ(リスト製作中)
5. 写真
50−2000年代まで
羽永光利氏撮影分に関しては、羽永アーカイブにデータを提供しています。
6.映像、音声資料
音会
美術館でのパフォーマンス
7.デジタル資料
—ヨシダ・ヨシエ氏がまとめた「松澤資料」ファイルをお借りしてデジタルスキャンしたもの。
—写真、音声、映像に関しては現在デジタル化を依頼中です。